インターネットはネットワークのネットワーク
総務省 インターネットの仕組み「国民のための情報セキュリティサイト」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/kiso/k01_inter.htm
基本はクライアントとサーバ パケット通信により同じ回線で複数の通信が可能
TCP/IPというプロトコル(接続方式)で接続されたコンピュータの集合。インターネットはコンピュータが接続されている状態を示すだけ。インターネットで提供されるサービスにホームページ(WWW)や電子メールなどがある。
ポイントは
例えばホームページを閲覧する場合は
- クライアント(202.231.54.90だとする)のブラウザにホームページアドレス(URL)を入力,リンクのクリック(例:http://www.k-kentan.ac.jp)
- クライアントでURLをIPアドレスに変換する(www.k-kentan.ac.jp → 202.231.54.39)。これはDNSという電話帳みたいな仕組み
- クライアントがサーバ(202.231.54.39宛)に,"ページのデータを送って"とリクエストを出す
- インターネットを通して,リクエストを受け取ったサーバは,データを小分けにして,クライアント宛にデータを送信する。
小分けにされたデータ(パケット)にはすべてクライアント側のアドレス(202.231.54.90がついている)- クライアントはパケットで受け取ったデータを組み合わせて,ブラウザに表示する
TCP/IPによるネットワーク
パ
ソ
コ
ンアプリケーション
(Web, メールなど) インターネット
(ネットワーク) TCP/IP LAN カード MACアドレス ←パケット→ ルータ,
モデム ポート ケーブル,無線Windows のTCP/IP 設定項目
Windows Vistaの場合: コントロールパネル → ネットワークと共有センター → ネットワーク接続の管理 → **接続を右クリック → プロパティ→インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4) → プロパティ
- IPアドレス:ネットワーク上の住所。8bit(0-255)×4の32bit からなる。「自動的に取得」にするとルータやモデムなどからIPアドレスが渡される。世界中のインターネットで固有のグローバルIPアドレスと,LAN内で使われるローカルIPアドレスがある。
- サブネット マスク:直接繋がるネットワークをどの範囲にするかを決める。
- デフォルト ゲートウェイ:インターネットに接続するときに,出入り口となる機器のIPアドレス
- DNSサーバ: IPアドレス(202.231.54.39など)とドメイン名(k-kentan.ac.jpなど)を変換する仕組み(DNS=電話帳みたいなもの)のIPアドレス
ブロードバンドルータの役割
ブロードバンドルータはインターネットの窓口となり,内側で複数のパソコンを接続できる(マンションの入り口になる感じ)。ルータの内側のIPアドレスはローカルIP(内線みないなもの)という。グローバルIPもローカルIPも仕組みは同じ。インターネットに接続するWANポート(接続口)と内部接続用のLANポートがある。LAN用に無線機能を持つものもある。
自宅でのインターネット接続
無線や公衆WANについては後日解説
- 回線:どの経路でインターネットにつなぐか。電話線を利用したADSLや光ファイバなどがある。
- プロバイダ:回線の接続先で,ここからインターネットに接続される。回線業者とは別の場合(NTT等)と同じ場合(QTNet, Yahoo!BB等)がある。
その他の重要な用語