情報科学概論 11/13

インターネットの仕組み

インターネットはネットワークのネットワーク

総務省 インターネットの仕組み「国民のための情報セキュリティサイト」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/kiso/k01_inter.htm

基本はクライアントとサーバ
パケット通信により同じ回線で複数の通信が可能

TCP/IPというプロトコル(接続方式)で接続されたコンピュータの集合。インターネットはコンピュータが接続されている状態を示すだけ。インターネットで提供されるサービスにホームページ(WWW)や電子メールなどがある。

ポイントは

例えばホームページを閲覧する場合は

  1. クライアント(202.231.54.90だとする)のブラウザにホームページアドレス(URL)を入力,リンクのクリック(例:http://www.k-kentan.ac.jp)
  2. クライアントでURLをIPアドレスに変換する(www.k-kentan.ac.jp → 202.231.54.39)。これはDNSという電話帳みたいな仕組み
  3. クライアントがサーバ(202.231.54.39宛)に,"ページのデータを送って"とリクエストを出す
  4. インターネットを通して,リクエストを受け取ったサーバは,データを小分けにして,クライアント宛にデータを送信する。
    小分けにされたデータ(パケット)にはすべてクライアント側のアドレス(202.231.54.90がついている)
  5. クライアントはパケットで受け取ったデータを組み合わせて,ブラウザに表示する

TCP/IPによるネットワーク




アプリケーション
(Web, メールなど)

インターネット
(ネットワーク)
TCP/IP
LAN カード
MACアドレス
←パケット→
ルータ,
モデム
ポート
ケーブル,無線

Windows のTCP/IP 設定項目

Windows Vistaの場合: コントロールパネル → ネットワークと共有センター → ネットワーク接続の管理 → **接続を右クリック → プロパティ→インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4) → プロパティ

ブロードバンドルータの役割

ブロードバンドルータはインターネットの窓口となり,内側で複数のパソコンを接続できる(マンションの入り口になる感じ)。ルータの内側のIPアドレスはローカルIP(内線みないなもの)という。グローバルIPもローカルIPも仕組みは同じ。インターネットに接続するWANポート(接続口)と内部接続用のLANポートがある。LAN用に無線機能を持つものもある。

自宅でのインターネット接続

無線や公衆WANについては後日解説

その他の重要な用語