産業心理学(2)
一定の目的のために集められ,互いに連携しあって動作する多くの要素の組み合わせ。モノや人といったハードウェア(目に見えるモノ)だけでなく,ソフトウェア(決まり事)を含む。
インターフェイス(Interface):二つのものの境界線(面)。接している状態の事。人間が扱う場合は,ヒューマン・インターフェイス(Human Interface: HI)。特にコンピュータを扱う場合はヒューマン・コンピュータ・インタラクション (Human Computer Interaction: HCI)ともいう。
さらに,ユーザが使いやすい操作法を考慮するUI (ユーザーインターフェイス)や,使用体験の快適性向上を考えるUX(ユーザーエクスペリエンス)も近年重視されてきている。
A,B2名が向かい合い,Aは30cm定規を持ち,Bはこれに指をふれないように,すぐつかめるような状態で定規に注目する.Aは予告なく定規を離し,Bはこれをすぐにつかむ.このとき定規が何センチ落下したかを調べると,(見る)→(判断する)→(指を閉じる)に要する時間がわかる.
【落下時間(秒)の2乗】=【落下距離(ミリ)】÷4900
(方法)7回計測し,最大値と最小値を除いた合計,平均を算出
回 数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
合計 |
平均 |
時 間 |
回 数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
合計 |
平均 |
時 間 |
肉体作業(筋活動) | 精神作業 |
・動的筋作業 |
・(狭い意味での)頭脳労働 |
STEP1) 知覚;視覚や聴覚など → STEP2) 解釈;情報選択,記憶照合など→ STEP3) 精神的処理
負荷は少なすぎても多すぎても負担が大きい