産業心理学(4)
モノを使用する人(ユーザ)にとって,優れたインターフェイスとは
(1) わかりやすい表示(見やすい,聞きやすい,認知しやすい)
(2) 自然な操作(形態が無理なく,動きが自然)
(3) 表示と操作が連携している
使いやすさ=ユーザビリティ とは
ユーザビリティに関するウェブサイト
視覚表示器には
といったものがある。いずれも大きさ,色,形状,速度(表示時間)をユーザ,作業内容に応じて考慮する。
聴覚表示は複雑な情報提示には向いていないが,視覚表示に比べ指向性がほとんどない(聞いていなくても聞こえる)ので
に適している。
操作器は
ことが原則である
操作器そのものが操作に関する表示を意味することが多い
表示器,操作機ともに場所,位置も重要
視覚表示器 (中心視からの視野と角度)
→視野(水平約100度,上方向約55度,下方向約70度)と中心視を考慮
→垂直は0〜下30度の範囲,水平は左右30度(シンボルの認識),左右10度(文字の認識)作業域
→最大作業域:手を伸ばしきった状態で届く範囲(日本人女性は55cm程度)
→正常作業域:楽に手を置いて届く範囲(日本人女性は35cm程度)見ただけで操作がわかることが望ましい(アフォーダンス)
悪いインターフェイスの例