産業心理学(9)

障害者・高齢者

機能と職業

障害者は身体の一部の機能が低下。 高齢者は身体の全般的な機能が低下。

→ 自助具,補装具を使用し,機械,施設,設備を改善することで機能の低下を補う

ひらかた自助具工房:
https://sites.google.com/site/jijogu/home

補装具 東京都福祉保健局:
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shogai/hosogu.html

特に,高齢者は精神機能そのものが衰えるのではなく,短時間での情報の取り扱いが不得手になる。

→ 精神作業では時間が十分にあればできることが多い

職務適正評価

障害者,高齢者の個々人に応じて,遂行可能な職務を適正に評価する

ワークサンプリング法(稼動分析)| 工程管理の知識:
https://www.sk-koutei.com/ie/ie07_work.html

独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構ホームページ: http://www.jeed.or.jp/

バリアフリーとノーマライゼーション

バリアフリー:障害のある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去するという意味

ノーマライゼーション:高齢者も若者も,障害者もそうでないものも,すべて人間として普通(ノーマル)の生活を送るため,ともに暮らし,ともに生活を送る社会こそ,ノーマルであるという考え方.つまり,高齢者や障害者の施設を作り,しかも遠くへ隔離,分断するような社会はアブノーマルだという考え方

ノーマライゼーション(障害保健福祉研究情報システム)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/glossary/Normalization.html

(ユニバーサルデザインの詳細についてはスライド参照)

 

ICT(情報通信技術)とユニバーサルデザイン

ICTの発達で,可能になったUD (例:携帯型翻訳システムで多言語対応の観光や医療支援,文字の大きさや色を変換できる電子書籍,字幕や副音声がつけられるテレビ放送など)

ICTの発達が,障害の原因になるもの (例:見えにくく操作しにくいホームページ) → ウェブアクセシビリティ(情報へのアクセスしやすさ)

ユニバーサルデザイン関連サイト

http://www.universal-design.jp/ (ユニバーサルデザイン.jp)

https://www.kokuyo.co.jp/creative/ud/ (コクヨ ユニバーサルデザイン)

http://www.udit.jp/report/ud_about/ (ユーディット:情報のユニバーサルデザイン)