従来型日本的職場の人間関係:「以心伝心」の対人美学
→気持ちは自然に伝わるので,あまり自己主張はしないほうがいいシビアなビジネス(特に国際化ビジネス)では通用しない
→いかに効果的に自分や自社製品をアピールし,相手を意図した方向に動かすかが重要
社会的態度:身の回りの様々な対象について,賛成/反対,好き/嫌い,支持/不支持などのこだわり
心理測定法:社会的態度(http://www.2px.jp/psycho/m4.htm)
説得:他者の社会的態度を自分の思う方向に影響を与えようとする行為
【送り手】→(メッセージ)→【受け手】
受け手の構え:受け手が説得に対して「構え」ると,説得の効果は下がりやすい。
→固い前置きは受け手を防衛的にする。雑談などの方がメッセージは浸透しやすい
営業,顧客心理に関しては以下のウェブサイトを参照
- 説得と交渉の営業心理学
http://allabout.co.jp/gm/gc/292189/- 営業マンのための営業マニュアル|営業心理学
http://eigyoumanual.seesaa.net/category/2983171-1.html悪徳商法に関しては以下のウェブサイトを参照
- 悪質商法一覧|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
https://www.univcoop.or.jp/fresh/life/multilevel/multilevel13.html- 悪質商法あれこれ|鹿児島市
https://www.city.kagoshima.lg.jp/shimin/shiminbunka/syouhi/kurashi
/shohisekatsu/chui/akushitsushoho.html
印象管理:他者に与える自己のイメージを意識し,思い通りにコントロールしようとすること(印象操作)。
→ 相手やシチュエーションに応じて「顔」を使い分ける技術を持つ事は,社会的適応や成功を得るために重要対人不安:印象管理の危機状態。原因となる場面を知ることで,解消の手がかりとする。
不安喚起場面 不安の内容自分の期待からはずれた自己像の露見 ハジ 体裁が悪い,赤恥,面目ない 他者からの賞賛,好意,注目 テレ 照れる,はにかむ,はじらむ 適切な自己像が提示できない場 対人緊張 あがる,緊張する,気後れする 対人場面における役割の混乱 対人困惑 気まずい,気詰まり
印象管理において不安が慢性化すると「シャイ」な行動様式=シャイネスが定着
- 防衛的な印象管理になり,自ら他者に関わることが少なくなる
- 職場でもトラブルを避けるために人と距離を置いてつきあい,目立つような役割を回避する
シャイネスは結婚,就職,収入,社会的地位において悪影響がある